ミツバチの話の最近のブログ記事

セイヨウミツバチとニホンミツバチ

 ミツバチはなぜ、養蜂場を出て勝手に他の場所で巣を作り始めないのでしょうか? そんなに巣箱って、居心地良いのでしょうか? 実は、有)山田養蜂場はじめ、多くの養蜂場では、在来のニホンミツバチではなく、海外から輸入されたセイヨウミツバチを飼っています。欧米では、古くからミツバチを飼いならして、野生のハチより繁殖力が強く、沢山のミツを集めてくれるミツバチに改良してきました。日本TVの鉄腕DASH! でも最近紹介されたように、在来のニホンミツバチを使い生産者もごくわずかには存在していますが、日本の養蜂業のほとんどがこのセイヨウミツバチに働いてもらっています。人間のために品種改良された家畜や乳牛と同じですね。集める花蜜は、同じ日本の花のものですから、味わいに違いはありません。
 外国からきた生物というと、元々日本にいる在来ミツバチに悪い影響を与えるのではと心配する方もいらっしゃるかも知れません。養蜂場を飛び出して外の世界で巣作りするハチもいないことはないのでしょうが、どうも日本の自然環境では生き残れないようです。というのは、山田さんの話では、『家にハチが巣を作っちゃったので退治して欲しい」という電話をたまにもらって、様子を見に行くのですが、それは必ずニホンミツバチなのだそうです。「たぶん天敵のスズメバチに弱いのでは。うちの巣箱でも、秋には沢山のスズメバチがトラップにかかりますから。」とのお話でした。不思議ですね。でも本当は、山田さんちの巣箱が居心地が良いので、他にいかないのでは、と私は思いますが。

ニホンミツバチとセイヨウミツバチの違い。

ご興味のある方、以下のリンク等、色々と紹介されてますのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

http://www.geocities.jp/kazuhati31/tigai.htm
http://homepage3.nifty.com/jhb/seiyou.htm

 

セイヨウミツバチ.jpg

ミツバチとイチゴの良い関係

11月。ミツバチが忙しい季節がやってきました!!

はて? 何で今頃?と思われるかも知れませんね。

実は、ミツバチには『蜜を集める』のとは別に、『花粉を媒介する』という、とても大切な役割があるんです。そして、これからの季節といえば、イチゴなんです。

イチゴの花s.jpg

ハウス栽培のイチゴは、クリスマスに備えて、また春のいちご狩りシーズンに備え、今から準備が大忙し。人の手で花粉をつけて受粉させることもありますが、やっぱり自然が一番。ミツバチによる花粉の交配は奇形もなく、形の良い美味しいイチゴが採れるのだそうです。

そして茨城県は、イチゴの大産地。有)山田養蜂場のミツバチ達は、このシーズン、筑西市(旧下館地区)、行方市(旧玉造町)、小見玉市(旧美野里町)、龍ヶ崎市の県内各地に『出張』し、県内のイチゴ栽培に一役かっています。皆さんも、今度いちご狩りに行った時、ハウスの隅にひっそり置かれたミツバチの巣箱を探してみてください。楽しみがまた一つ増えますね。

ミツバチ交配s.jpg

ちなみに、、、イチゴの花には全く「ミツ」は無く、花粉が少しあるだけなのだそうです。美味しそうな気がするのに残念(?)

イチゴハウスs.jpg

続: 秋はスズメバチにご用心!

前回、秋はスズメバチの活動が活発で危険だと言う記事を書かせていただきましたが、新聞、TVでも連日、スズメバチに人が襲われる記事が出ていますね、、、。

例えば ↓

http://mytown.asahi.com/areanews/nagano/TKY201010030208.html

 

皆さん、本当に気をつけましょう。

 

さて、有)山田養蜂場の山田さんからも、またお便りが届きました。

「今月いっぱいはスズメバチの活動が活発なので、ミツバチの巣箱から目が離せません。
スズメバチはカミキリムシのような大きなアゴでミツバチを襲います。ミツバチも戦う習性があり、1群(1箱)全滅・・なんてこともあります。」

 

 スズメバチは、人やミツバチだけでなく、養蜂業の敵なんですね。

 

そういう訳で、山田さんのところでは、写真のようなトラップを巣箱にしかけて、ミツバチ達を守っているのだそうです!

 

罠にかかったスズメバチ.jpg

 

網の目が大きいので、体の大きなスズメバチがかかるのですね。

 

 

 

 

秋はスズメバチに注意!

9月も終わりに近づいてきて、ようやく、涼しく感じられるようになてきましたね~。

 いやあ、大変な残暑でした。ところで、秋の気配を感じ始める頃、活動がさかんになってくる危険な動物がいます。それは、スズメバチ!

 スズメバチといえば、樹液に集まる夏がシーズンのような気がしてましたが、実は9月~11月にかけての秋が、冬を迎える最後の子育て時期ということでハチも攻撃的になる、大変危険な季節なのだそうです。

 言われてみれば、最近、研究学園都市の真ん中で歩道を歩いていてスズメバチに何度か遭遇しました。また近所の小学校校庭で児童が刺されたということで注意書きが回っていました。うむむ。

 そしてこの時期、スズメバチは、幼虫をねらって、ミツバチの巣を襲うのだそうです。スズメバチがやってくると、ミツバチも集団で迎え撃ち、撃退しますが、犠牲も多く、多大な被害をこうむることもしばしば。そのため、各養蜂場では、スズメバチ用のトラップ(わな)を仕掛け、ミツバチを守ることもあるのだそうです。うーん。見たいような、怖くて見たくないような?

 皆さんも、この時期の外出にはお気を付け下さいね。スズメバチは黒いものを襲うことが知られていますので、遭遇した時は頭を隠して、ゆっくりとその場を立ち去るのが一番だそうですよ。

ミツバチのオスは"草食系男子"

夏休みもいよいよ終盤。

夏まっさかりの養蜂場はどんな様子かと、有)山田養蜂場を訪ねました。

巣箱の様子を覗いてみると、真っ黄色の花粉団子を足一杯にブル下げたミツバチ達が、ぶんぶんぶんぶん、それはそれは忙しそうに飛び回っていました。

 

ところで皆さん、働きバチは全てメスだって知ってました?

では、オスバチが普段どうしてるかは?

 

実は、花の間をせっせと飛び回って花蜜を集めているのは全てメス。

春先に生まれたオスバチは特に何も仕事せず、巣の中でメスバチに蜜をもらいながら、ただただ寝て暮らしているのだそうです。すごいですねえ。

 

この不景気の世の中で、実にうらやましいお話、、、、と思ってたら、実は裏がありました。

ミツバチも景気が良い時(つまり、ハチミツが沢山取れる時期)は、気前よくオスバチが巣の中でのうのうと遊んでいるのも許してくれるのですが、花の時期もすぎてミツが足りなくなると、家を追い出してしまうのだそうです(!) 働かざるもの、食うべからず。ニートにもなりきれない"草食系男子"のオスバチ君は住む場所を追われ、食べるものもなく、あわれ巣の外で食べ物を乞うしかなくなってしまうのだそうです。

 

オスバチ.jpg写真は、巣箱の外に追い出されてしまった、かわいそうなオスバチ君。

オスはメスに比べて体も目も大きく、動きがのそのそとしています。大きな黒い目が心なしか、寂しげに見えます。しかも、針がない(!)ので、指でつまんでつかまえられるのです。巣箱の玄関で、何匹もの「家を追い出された亭主」がうろついていました。厳しい世界ですね。

ミツバチも暑い!?

毎日、暑いですねー。こう猛暑日が続くと、ミツバチ達もこの暑さはこたえるようです。

以前もご紹介しましたが、山田さん宅の中庭には「お休み」中のミツバチの巣箱が並んでいます。

写真は、その「庭のハチ」の巣箱の最近の様子です。

暑い日にはミツバチも給水したり、巣箱の入口で羽を使って巣箱の中に風を送ったりして(!)、温度調整をしています。

『エアコンが欲しいっ!』と思ってるかも知れませんね。

庭のハチ1.JPG

 『それ~。みんなで力を合わせて、巣の中を涼しくするんだ~。』

 

梅エキスとジュース.JPG

 

暑い、暑い! そんな人間のお客様には、、、、「梅ジュースのサービス」です!

 6月の上旬に、はちみつに梅を漬け込んでエキスを作ったのですが、約1ヶ月で出来上がりました。5~6倍に 水で薄めておいしく飲めます。山田はちみつの直売ショップでは、ご来店のお客様に梅ジュースをサービスさせていただいています。

(山田はちみつ 社長)

養蜂七つ道具!?

山田さんから、貴重なお写真が届きました。

現場(養蜂場)に出る時のスタイルだそうです。

面布姿rev.jpg 

 

 

 

ハチに刺されないよう、頭に網をかぶります。布(めんぷ)と呼ぶそうです。 

 

道具たちrev.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現場で大活躍の大道具たち。

左から、ハイブツール:巣枠を動かしたり、巣を切ったり、釘も打てます、 

バール:使い方いろいろ、

蜜刀(みつとう):蜜ふたを切るのに使います。

小道具たちrev.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像

 

腰に下げた、道具入れの中身です!

釘、コマ(巣枠と巣枠の間に挟みます)、チョーク(女王が変わったときなど印をします)

ミツバチ達と一緒に

山田はちみつの直売所「はちみつ工房」は、ハチミツ工場と同敷地内にあります。

間には、緑あふれる中庭があり、よく見るとミツバチがブンブンと飛んでいました。

「仕事を終えて帰ってきたハチ達には、ここで休んでもらってるんですよ」

と山田さん。

「仕事? 蜜集めですか?」

「いえ、花粉の交配です。冬~春にかけてイチゴ栽培のお手伝いをしてきたんです。本来、ハチは冬の間は活動を休むのですが、ビニールハウス内で何カ月も飛び回ると、だいぶ疲れてしまうんです。ここでは、ゆっくりと休んでもらってます(笑)。」

 

山田さんは、この「ハチを休ませる」という言葉を何度も使われました。

 

それが、ハチに対する思いやり・愛情にあふれているように思え、とても印象に残りました。

 

巣箱.jpg

 

店舗紹介

(有)山田養蜂場
(有)山田養蜂場
住 所 つくば市高須賀145
電 話 029-847-7842

コンシェルジュ紹介

龍太郎
龍太郎

美味しいものを求めて、日本全国、世界各国を歩き回ってます。
その土地で「最高の味」に出会うと、本当に幸せな気持ちになりますね。
このブログでは、生産者の『思い』と一緒に『美味しさの秘密』をお届けしたいと思います。

Powerd by SMACON